必要の部屋だと思うが定かではなく、二人に連れてこられたハリーは抗議しようとする口を塞がれ、うまく頭が回らない。ヴォルの手を抑えているというのに、脱がされていく服にダメだと首を振るもそのたびに深く舌をいれられ、思考がかき乱される。
そうこうしている間に秘部に舌が触れる感触がして、ハリーはビクリと体を跳ね上げた後、あまがみされる臀部に膝を震わせた。
「ハリー、俺様のハリー」
「姿が違えど、俺様だと、心の底から安心しているのが伝わるようだ」
キスの合間に悦に浸るヴォルの声と、ぐっと腰を掴み長い爪で内股を撫でるヴォルデモートの声にハリーはとろりと目をふやかした。言葉に出していないのに伝わる想いが嬉しくて、今までにない感触にぞくぞくとしたものが背を伝う。
「この体をハリーの体にも覚えてもらわねばな」
「今の姿と大分違うから、ハリーにも覚えて欲しい」
骨ばった手がハリーの体を這い、長い爪で傷つけぬよう優しくハリーのものを掴む。爪先で小さな穴をひっかかれると初めての刺激にハリーは腰をそらした。あぁ、にじみ出た雫が壊され、濡れていく姿がとてもいい、と目を細めるヴォルにハリーはじっと見ないで、と体を揺らすも背後から抱きしめるヴォルデモートの手は離れない。
丸い小さなテーブルに座らされるハリーの足を広げるヴォルに顔を赤らめる。背後から愛撫するヴォルデモートの手を抑えようとして、足を脇で抱えたヴォルのあいた手がハリーの腕を抑える。身動きができなくなるハリーはダメ、と繰り返すも、先ほどよりも顔を赤らめ、立ち上がった自身に説得力はない。先ほど舐められた蕾に指先がのび、自分で出したもので濡れるそこに円を描くように撫でつけられるとたまらず、自身から快楽の証を零した。
「ハリー、俺様たちのを受け入れるための準備をしなければな」
「あぁ、ハリー。怖がらなくて大丈夫だ」
中に沈み込んでいく指を見せられ、ハリーはぞくぞくと期待するような快楽の予感にじっとそれを見つめる。抵抗のなくなったハリーから片手を解放し、ヴォルもそこに指を入れていく。バラバラに動く指にハリーは立ちあがった自身を更にたぎらせ、腰をびくびくと震わせた。
広げた足をそのままに、ハリーの胸飾りを口に含むヴォルの頭をハリーは両手でつかみ、快楽にその髪を乱していく。耳はヴォルデモートが咥えており、先の分かれた舌でハリーの耳を犯す。
おかしくなっちゃうと首を振るが、気持ちいいんだろう?と目を細めて問いかけるヴォルに頷き、振り向かせながら唇を重ねるヴォルデモートに必死に答える。その姿にまだ解放していない剛直が震え、早く中に入りたいとハリーの柔肌をこすり上げた。
「あぁ、可愛いハリー」
まだ愛撫されていない方の耳をヴォルが口に含み、わざと音を立てて舐める。快楽に頭をふやかすハリーだが、お腹が少し苦しい気がして視線を下せばヴォルの指とヴォルデモートの指がぎゅうぎゅうに詰まっているのが見え、驚いて目をしばたたかせた。
「まだ狭いかな」
「とりあえず先に俺様のを入れてほぐしてみるとしよう」
手を引き抜くヴォルと指を広げて確認するヴォルデモートに、ハリーはだめと小さくつぶやくが、その目は情欲に濡れこれから先を期待する熱がこぼれ出る。
「ハリー。俺様に背を向けて座り直すのだ」
さぁおいで、とヴォルデモートにひかれ、横になったヴォルデモートを跨ぐよう促される。ごくりと喉を鳴らすハリーはヴォルデモートがまくり上げていたローブから覗くそれに向かって腰を下ろしていく。いつも飲み込むヴォルのものと同じで、ハリーはびくびくと体を震わせた。
「まだ入りきっていないだろう。そう、ゆっくりと腰を下ろしていくのだ」
まだできるはず、と囁くヴォルデモートに従い腰を下ろすハリーは腰と腰が触れ合ったことにうっとりと目を細める。
「先ほど老いぼれどもが言ったことだが、俺様のものがヘミペニス……爬虫類と同等のものになっていたらというはなしだ」
「ナギニは雌だから知らないだろうが、蛇の性器は2本ある」
両耳をそれぞれかじられるハリーの耳に吹き込む言葉に、ハリーは自分の中に入っているヴォルデモートのものを意識して入らないと首を振る。さすがに3本は入れない、というヴォルの笑いを含んだ言葉にハリーの思考は止まり、前にいるヴォルの下半身に目を向けた。3本“は”入れない。とてもじゃないが聞き捨てならない言葉が聞こえた気がする、と抗議しようとして、突き上げられる快感に嬌声を上げる。
この一年間、ずっと煩わしかったことに片が付いたこと、またこの先も大方障害が消えたことにヴォルと全く同じ思考のヴォルデモートは喜び……ハリー越しに目を合わせた。復活したばかりのヴォルデモートにとって目の前にいるのは自分自身というほどに境界が曖昧で、考えていることも血を共有したおかげかよくわかる。ヴォルもまた血を介してかヴォルデモートの考えも手に取るようにわかり、意識の境界がやや薄い。それゆえに二人でハリーを共有し、同時に愛しても嫌悪感も警戒もない。
ハリーの体にある魂の残滓の影響か、分霊箱の魂を使って復活したヴォルデモートにはハリーの感情などが繋がっていた。ちょうど夢でヴォルとハリーがヴォルデモートを見たように。ヴォルデモートとヴォルの意識の境界が薄くなったこともあり、それも共有することとなり……。特に感情が高ぶっている今、互いの状況がわかり余計に興奮が収まらない。
「そろそろ良いだろう?ハリー」
もう我慢できない、とハリーの足を掴むヴォルにハリーは感じ入っていた眼を見開いた。みっちりとふさがっている最奥に沿うように置かれたヴォルの怒張。無理無理と首を振るハリーの頬にそっと手を添え、今すぐ入りたい、と懇願するように見つめる。
「ハリーの中に俺の子種を入れていきたい。ハリーの中を俺様で満たしたい」
ハリーの中じゃないと出したくない、と囁くヴォルに拒むハリーの手が下がっていく。そんな風に言われたら……。ずずっと引き出されるとヴォルの体が密着し、ゆっくりと降ろされていく。
「っ!!」
みちみちと広がる最奥に息をつめるハリーだが、息をつめているのはハリーだけでなく前後の二人も同じで……。ゆっくりと上下に動かされるとハリーの体は徐々に二つのものを飲み込んでいく。背後のヴォルデモートがハリーの胸と少し怯えて縮まったものに愛撫をし、前のヴォルが口づけながら開いている方の胸を弄り、ハリーの双球を揉みこむ。最奥まで飲み込んだハリーをねぎらうように撫で、振り向かせたヴォルが口づけを落とし……二人は好き勝手に動き始めた。
「ハリー」
「ハリー」
熱く囁くヴォルとヴォルデモートに、ハリーは意識が飛びそうになるのを何とかこらえる。ぎっしりと詰まったそこは二人の熱を感じてぎゅうぎゅうと締め付け、突き上げられる快感に震える。壊れちゃうという怖さと、前後の荒い息に期待と快感に体が震え、ちらりと下腹部を見た。もしも、もしもヴォルデモートのが2本で、片方を臀部かあるいは狂ったように快楽の証を吐き出し続ける自身か……どちらかでもこすり上げたら。
「んっ!何か悪いことでも思いついたか?ハリー」
「っ!ヘミペニスで擦られたらとでも考えたのか?ハリー」
突然締め上げるなんて、と口角を上げるのはどちらか。ぶるりと体を震わせるヴォルとヴォルデモートはほとんど同時に熱い飛沫を吐き出し、ハリーの中を白く染めていく。
仰向いてびくびくと震えるハリーを宥め、震える舌を慰めるとヴォルとヴォルデモートは息もぴったりに立ち上がった。え?と驚くハリーの足を片足ずつ掴み、開いた手で胸の飾りを、涙をこぼし過ぎてどろどろなものを、愛撫する。足を取られ自由を奪われたハリーは、思わず体をそらそうとしてヴォルデモートにがっしりと抱きこまれた。前に逃げることも、後ろに逃げることもできず、ハリーはもうだめだと首を振る。再び熱が放たれるとハリーは気を失い、ヴォルにもたれかかった。