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26:ダンブルドアに与える役目

 口早に思いつくお菓子を言い……やっと開くとヘンリーは動く階段を上がり、扉をノックする。
 すぐに返事があり、ヘンリーは扉を開いた。

「おお、3回目のペナルティーは大丈夫じゃったかな」
 座っていたダンブルドアは優しく微笑み、椅子に座るよう促す。
「こんにちは。ダンブルドア校長、それにフォークス。痛かったですけど、大丈夫です」
 何とかなりました、というヘンリーに上々じゃ、といって……何か感じ取ったのか、杖を振って肖像画を含めたすべての額縁に布を張った。もごもごと文句を言うような音が聞こえるが、やがてそれも静まる。
 
「ありがとうございます。今日はダンブルドア校長にお願いがあってきました。単刀直入に話します。ダンブルドア校長、来年貴方は死にます」
















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