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 先ほどの前戯で準備ができたハリーにヴォルデモートは低く笑うと、もう一度傷痕に口づけを落とし、喉元をついばむ。
指先では立ち上がった小さな果実を、息をつめて上下する胸の動きに合わせて優しくなで上げた。
 ヴォルデモートがホグワーツに来てから以前より触れあう機会が多くなり、ハリーの弱点は知りつくしていた。
だから今更性急にする必要もなく、ハリーがふやけるまでその小さな体に快楽を与えていく。
 熱い吐息をもらすハリーに構わず、指で弄んでいた胸の果実を口に含み、極上の果実を味わうように舌先で転がす。
 
「ひゃん!もっもう…ヴォルがほしい…。」
 真っ赤に熟れた果実を吸い出され、転がされるとハリーはもうお願い、とヴォルデモートの頭をかき抱いた。
「まだだ…ハリー。悲しいのを我慢せず、全部吐き出してしまうのだハリー。」
 囁きながら細い体に口づけを落とすヴォルデモートにハリーははっと目を見開き、快楽に涙をこぼしながら全てを押しだし流す。
 もっとも深いところでヴォルデモートとつながるとその律動に合わせ、涙が頬を伝う。
「ハリー、お前の心に開いた空洞を俺様で満たしてやる。全て吐き出すのだ。」
 耳元に口を寄せ、吹き込むように囁くヴォルデモートにハリーは激しくなる動きに置いて行かれないよう、ヴォルデモートにしがみついた。
 
 
 そろそろ戻る時間、まだハリーの上にはヴォルデモートがいた。もっととねだるハリーに満足げに頷き、その小さな体に全てを注ぎ込む。
幼い花芯は震えてそれにこたえると、ハリーの中でくすぶっていた感情と共に快楽のしぶきを放った。







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