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組み敷いた状態で再び唇を奪うと、夢中になるハリーの体をなぞり、ベルトをはずしてズボンを下げる。
下着越しに撫で上げるとハリーの体は震え、さらに強くヴォルデモートにしがみついた。
「やっ…あ…そこ…なんか…変な感じがするよ…。」
「そろそろ自慰をやっている年代かと思いきやまだとは…。ルーモス 光よ」
腰をくねらせ、快感をどうにか逃がそうとするハリーの腰を捕まるヴォルデモートは喉の奥で笑うと、杖に光を灯しナギニに咥えさせる。
「やだ…そんな明るいの…全部見えちゃう…あっ」
明るくなり、ヴォルデモートの薄いローブを目に入れたハリーは自分の姿を想像しいやいやと首を振った。
「何をそんなに嫌がるのだ。あぁ、その姿では恥ずかしいのか。」
では、とハリーの服に手をかけると喉元に口づけ、開いていく胸元へと下っていく。
最後に臍をなめると腕を抜き、細い上半身をあらわにする。
震える小さな胸飾りを口に含むとやさしく吸い上げ、口の中で転がす。
背をそらし、あえぐハリーの立ち上がったそこを下着越しに掴むと強弱をつけてもみだした。
「やっ…そこ刺激しちゃ…あっあぁ!!」
下着越しにぬるりとした感触を確かめるヴォルデモートは、いったばかりのハリーに口づけ、下着越しにハリー自身を咥えた。
「せっかく汚れる前に脱がそうとしたのに…なんていやらしい…いい子だハリー。」
「ぁっ…ほっほんと…?んぁっ…あっ…」
あぁ、と返事をしながら愛撫を続けると下着の中で再び力を取り戻したハリーに笑い、下着を取り去る。
糸纏わぬ姿になったハリーは杖の明かりに照らされ、不安げにヴォルデモートを見つめた。
「ひゃんっ!っあ…」
ヴォルデモートがじかにハリーの立ち上がったそこを口に含むとハリーの体は大きく震え、いやいやと頭を振る。
「いやか?ハリー。こんなに固くなって…なのに嫌なのか?素直になるのだ…。目を見れば何が欲しいのか…わかるが…俺様としては言葉が欲しい。」
さぁ、ハリーと促すヴォルデモートに顔を赤らめたハリーはそっと小さな声で囁く。
聞こえない、というヴォルデモートにさらに顔を赤らめた。
「もっと…して…。ヴォルの…好きにして…。」
「いいだろう。ハリー。」
まだ花の開いていない純粋な花芽を咲かせたヴォルデモートは組み敷いた少年を見下ろす。
自分の動きに合わせて鼻にかかるような甘い声を上げる宿敵だった少年はふやけた目でヴォルデモートを見つめ、妖艶に腰を揺らして、はじめて得た快楽に酔いしれている。
自分を抱いている男によって親の愛情を得られなかった…哀れな英雄。
純粋で無垢で…そして裏切られたことで弱っていた少年。
表現しがたい高揚感が背を這い上るヴォルデモートは少年に穿っている自身を深く入れ、喘ぐ顔にさらに高まった高揚感をそのまま吐き出す。
初めての性交と快楽に顔を赤らめ、上気させたハリーは熱い想いと錯覚するヴォルデモートの放つものを体の奥で感じ、ふっと意識を飛ばした。
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