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◆年齢制限付きにつき、要注意!




 何度も口づけてハリーの体からこわばりを解く。
体が若返った分、その手の制御がどうにもできないとハリーの細い体をなぞった。
「んっ……くすぐったい……」
「声はぞんぶんに出していい。我慢はするなハリー」
 脇腹をなぞられ、身をよじるハリーにヴォルは口角を上げてハリーの頬に口づける。
ハリーの寝巻はダドリーがあこがれて何枚かセットで買ったものの、サイズが合わなかったという白いナイトシャツのおさがりで、小柄なハリーとしては少し大きい。
ヴォルはいつの間に購入したのか黒いパジャマで、その白い肌をより浮き彫りにさせていた。
 ハリーのナイトシャツのボタンを外すヴォルに、ハリーは顔を赤らめて仕返しとばかりにヴォルのパジャマに手をかける。
外しながらハリーに口づけるヴォルはハリーの唇を舐め、薄く開いたハリーの口の中へと舌を伸ばした。
驚くハリーの歯列を沿うように舌を動かし、どうしたらいいかわからない無垢な舌を絡めとる。

「……ん……んぁは……んぅ……」
 初めての深い口づけに戸惑うハリーを至近距離で見つめ、呼吸のタイミングを教えるように導きながら何度も深く口づけた。
いつの間にか止まったハリーの手にようやく唇を放すと、少し赤くなった唇から散々弄ばれた舌が覗く。
ちろちろとハリーの荒い呼吸に合わせて揺れる舌に口を寄せ、その舌だけを吸い出し自分の口内に導いて、柔らかく食む。
 目を閉じ、ヴォルとの口づけに夢中になるハリーに愛しさが止まらない。
半ばまでボタンをはずしたところで、ハリーのナイトシャツをずり下げ、腕を抜いて腰元に蟠らせる。
月明りに照らされる白い痩躯にぎらりとした欲望がヴォルの体を駆け巡り、胸に色づく淡い果実に顔を寄せた。
舌先でなぶり、時折吸って甘く?む。最初こそくすぐったそうにしていたハリーだが、もう片方を指で捏ねられるうちにぴくぴくと体を震わせ始めた。

「なんか腰が……んっ!変な……ぁ!こえ……でちゃ……っあん!」
「変じゃない。すっごく耳に心地いい……。ハリーがそんな声出すからほら、俺のこんなに熱くなっている」
 散々弄んだ胸から顔を上げ、恥ずかしさで顔を赤らめているハリーの唇をチロリと舐める。
どうすればいいかわからず投げ出され、シーツをつかむ手を取ると、それを自分のものへと布越しに触れさせた。
びくりと動くハリーの細い指に、図らずも擦られてびくんと脈打つ。
 戸惑うハリーに口づけ、ヴォルはハリーの下着を残してナイトシャツを取り去った。
「可愛い……」
 ハリーの花芯が緩く下着を押し上げているのに気が付き、ヴォルは形を確かめるように指を添わせた。
びくん、と震える体に連動して脈打つそれに、ペロリと唇を舐めて胸への刺激を再開させる。
それと同時に下着越しにゆるゆると擦り始めた。
「ひゃん!まっ、まって、なんか変……」
「どう変なんだ?」
 かぶりを振るハリーにヴォルはピンと立った胸の果実をかじりながら問いかける。
手の中のハリーの花芯はもう完全に立ち上がって下着を濡らしていた。

「なんか出て止まらない……ぁぁっ」
「正真正銘……初めてか」
 下着が濡れる感触に顔を真っ赤にするハリーをヴォルは胸から顔を上げて、こすりあげている手の中の花芯をじっと見つめる。
「ひぁああ!何っ!?ぁんっだめっ気持ち……ぁ、放し……ぁあっ!!」

全部ほしい。

そう思った時にはヴォルはハリーの下着をずらしてぱくりと濡れた花芯を口に含んでいた。
驚くハリーだが、直接的な刺激に身体をこわばらせ、熱い何かをヴォルの口内に向かって放った。
荒く息をつくハリーは花芯から離れるヴォルをじっと見つめる。
ヴォルは目を細めにやりと笑うと、喉元を見せるようにしながらごくりと嚥下して見せた。

「なっ、、え……」
何を放ったのか、何をヴォルが飲んだのか戸惑うハリーに唇についた白い残滓を指ですくってペロリと舐めあげる。
「ハリーの初めての精子……ご馳走様」
「せっ……っっ!!」
 ただでさえ日中も色香を出していたヴォルの体からくらくらするほどの色香を感じ取り、ヴォルの言葉にハリーは顔を真っ赤に染めた。

 熱をはらんだ赤い瞳がこれから食べる獲物を見つめるようにじっとハリーの少し汗ばんだ体を弄るように見つめる。
 まだ驚きから戻れないハリーから下着も取ってしまうと、シャワーなどでさんざん見てきた体と同じはずなのにヴォルはその白い痩躯を改めて凝視した。
 ずっとずっと欲しくてたまらなかった細い体に、喉が鳴る。
再び胸の果実に口を寄せ、一度蜜を放った花芯をしごき上げる。
甲高い声を上げるハリーは後ろの……誰も触れたことがないそこに指が触れたことに驚き、軽く沈められた指を締め付けた。

 ハリーの体が落ち着くまで入口を優しく刺激するヴォルに次第に体の力が抜けていく。
ヴォルは様子を見つつハリーの胎内に細く長い指を沈めていった。
根元まで入ると手探りで何かを探るようにぐるりと動かす。
「あぁっ!そこ……ゃぁあっ」
 びくりと大きく体をそらすハリーが蜜を放ち、ヴォルの手を濡らした。
顔を赤らめ、目を潤ませるハリーにヴォルは目をらんらんとして熱い吐息をこぼす。
「もう少しほぐさないと……」
「だめっぁん。そこ弄っちゃ……ぁああ!ダメ、前弄っちゃ……んっ」
 まだ一本、と言いながら指を増やすヴォルにハリーは悶えて首を振る。
胸で感じるのだって恥ずかしいのにヴォルに触れられるすべてが気持ちよくて耐えられない。
前の刺激はまだしも、後ろの刺激になれずヴォルの手腕に翻弄される。

 いつの間にか3本に増やされた時には、もう喘ぎすぎてハリーの体は少しの刺激でも震えてしまう。
 ずるりと手を抜き取るヴォルがハリーの膝を掴むと、ハリーを引き寄せながら大きく開かせた。
「まっまってヴォル……」
 力の入らない手で必死に止めるハリーにヴォルは額に口づけながらどうしたと優しく問いかける。
 怖くないと、頭を撫でるヴォルの手にハリーはこくりと頷いて両手でしっかりとヴォルにつかまる。
 ハリーの痴態に何度も爆発しそうになるのをこらえていたヴォルのものははち切れんばかりに膨れ、ハリーの最奥にあてがわれた。
「ハリー。愛している」
「ぼくもヴォルのことあいっあぁあ!」
 口づけ、囁くヴォルにハリーもまた答えようとして押し込められる熱い楔に背を弓なりに反らした。
傷付けないよう、慎重に進めるヴォルは想像以上に熱いハリーの胎内に感嘆のため息を零し、ずっと堪え続けたものを最奥に押し込んだタイミングで吐き出させる。
 もっと味わいたかったが、入れるまでの工程でのハリーがあまりに愛らしく、何度ハリーの赤く染まった肌を濡らしてしまおうかと、一時の快楽に負けそうになったヴォルにとってはよくぞ我慢したと余韻も冷めやらぬうちに同じくイってしまったハリーに口づけた。
「この体になってからの最初はハリーの中と決めていたからな」
 ひくひくと震える胎内にヴォルは再び喉を鳴らし、本能のままにハリーの胎内を穿つ。
うって変わって激しく動くヴォルに翻弄され、細い体を揺らすハリーは置いて行かれないようにと、必死にヴォルにしがみついた。
もう嬌声しか上げられず、ヴォルから与えられる刺激と、その肌の熱さだけを追い求めていく。

 
 




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