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「あー。反省する。ところで明日1日…ではなく、2日間彼を預かっていてもよろしいかな?」
「あなたも一教師なのですからしっかりとそれなりの自覚を持って…。」
「マクゴナガル先生、悪いのは先生じゃなくて僕なんです。明日はクリスマスプレゼントを買うのに引率してもらおうと思って…。」
みっ見えない。ちょうど扉で隠れている…。
それにしても聞きなれた声…。
誰だったかな?
「そっそれに、一週間くらい会えなくてっていうか喧嘩してて…。それでやっと仲直りできたから。僕がはじめに喧嘩さえしてなければ先生も抑えられたんです。だから先生を責めないでください。」
「何を言う。ハリー。あの時作っていたものは危険だったので飛びついてきたお前に浴びさせていたらと思い、心配で怒っていたのだ。第一にお前が来るとわかっているこの部屋で危険な実験をしていた私が悪いのだ。」
「嘘つき!あの時作っていたのは妙薬でしょ!ハーマイオニーに聞いた材料があったじゃん!!!」
「妙薬ですって?一体何に。どんな目的で作っていたんですか!!」
「あ…。いや…。その…。」
ハリー…ハーマイオニー…しまった。
あまりにも連続にいろいろな事を聞きすぎて混乱している…。
まさか。あのセブルス=スネイプが…。
「…白状しましょう。ずばりハリーに飲ませてもっと可愛い姿を見るためだ!!!」
「せんせいの馬鹿!前に飲んだとき次の日立てなかったんだからね!!!とくに先生まで飲んじゃったときなんか…。お互いにくるしんじゃなですか!」
「だがあれはあれでよかっただろう?」
「うっ…。そういうことは聞かないでよ!!」
「いいかげんにしなさい!!」
うわっ!びっくりした…。スリザリンの談話室にも聞こえたんじゃないのか?
「大体、あなた方はといい校長といい、教育者としての責任や道徳というものがないのですか!!!!」
「…つ。では言わせてもらおう!!潤んだ目で接吻をねだり、かつ細い腰で誘惑されたら萌えるではないか!あなたにはそんな愛らしい、はかなげでかつ、しっかりとした少年を前に萌えないの…」
「萌えますよ!!えぇ。萌えますとも!わるいですか?しかしですね、一応学校としてのけじめがあるべきものなんです!」
「時間が過ぎ、勤務時間がおえれば私はただのハリーを愛する一男でしかない!!!」
「あ、先生。久しぶりに起きている状態で言ってくれましたね。」
「…。話を変えましょう。ポッター。次からはきちんと寮に戻りなさい。ウィーズリーが心配しています。」
「じゃあ先生、今日は手加減してね。それでなくとももう痛いんだから。」
「善処しよう。」
「またその話ですか!!」
このあと延々と討論が続き、終いには部屋に入ってしまった。
出るなら今のうちしかない。
「いったい…どれぐらいたっていたんだ?」
すでに談話室に火の気はない。
誰かに言うつもりもないけど…。 さすがに強烈。
そうかポッターは早くも大人の階段を上っていたのか…。
そして僕はこのあと授業でスネイプ先生の顔を直視し辛くなったのはいうまでもない事だろう
~fin
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